桃の節句と端午の節句

 

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子供のお祝いに「節句」という行事がありますね。

女の子の節句は上巳の節句(桃の節句)といわれ
日本では新暦の3月3日にひな祭りといってお祝いされます。

男の子は端午の節句といい5月5日子供の日という祝日を
設けてお祝いされます。
 
誕生から初めて迎える節句を初節句といいお祝い膳を用意し
健やかな成長の節目としてお祝いします。

女の子の場合はひな人形にひなあられ・甘酒・ひし餅を飾り、
ちらしずし・ハマグリの吸い物・鯛の尾頭付きのの膳を用意します。

男の子の場合は鯉のぼり・鎧・兜などを飾り、柏餅やちまきを用意し、
菖蒲湯に入り邪気を払います。

初節句は生後3か月以内であれば翌年の節句を初節句とします。

男の子であっても女の子であっても母方の実家が飾り物
(ひな人形・鯉のぼりなど)を贈ることが多いようです。
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ただし最近は住宅事情もあり飾るものの種類や大きさは当人たちの
希望をよく聞いてから送るほうが良いようです。

また飾り物を贈る場合は節句の少なくとも1か月前には
届くように手配します。

親類や友人からお祝いを贈る場合は節句にちなんだお菓子や食べ物、
おもちゃ、ぬいぐるみなどを贈るとよいでしょう。

現金を贈る場合の表書きは

『祝初節句』

『御祝』

とします。

◎祝い金額の相場

祖父母・・・・・・10,000円
 
おじ・おば・20代  5,000円
     ・30代 10,000円
     ・50代 10,000円

友人・・・・・・・ 5,000円

が一般的でしょうか。

◎ひな人形

昔は七段飾りとか三段飾りなどの立派な段飾りが主流でした

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私が子育てしている頃はすでに親王飾りやケース飾りなど
コンパクトなものが出始め人気となっていました。

◎鯉のぼり

爽やかに晴れ渡った空に元気に泳ぐ鯉のぼりは、
みていても気持ちの良いものです。

しかしその管理は大変なようで、

空模様を気にしながら、

もし雨でも降ろうものなら急いで降ろし、

天気を見ながらまた揚げるというように一苦労でした。

マンション生活や各家族の共稼ぎが一般的になった昨今では
大きな鯉のぼりを揚げている家はめっきりすくなくなりました。

代わりに鎧兜などを屋内に飾る家が多くなったように感じます。

またベランダ鯉のぼりのように小さくて濡れても
劣化しないようなものも登場しています。

◎ひな人形・鯉のぼりの処分

子供も大きくなって飾り物が不要になっても、

ひな人形や鯉のぼりのように祝い事に使ったものを
だだくさ(そまつに)扱うことは気が引けますね。

そんなふうに思われる場合は、神社やお寺で行われる
人形供養(有料)に出したり、

老人ホームや保育園などの施設に寄付する方法もあります。

また地域によっては寄付された鯉のぼりやひな人形をビックに
飾り付け皆さんに喜んで見てもらっている所もあります。

他にもいろんな処分方法ってあるもんですよ。

できればごみとして捨てるよりも

リユースとか、また飾ってもらえるような方法を選ぶと
お雛様も鯉のぼりも喜ぶようなきがします。
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