京丹後で蟹を食す

   2020/06/28

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去年のことです。

蟹を食べに行きたいなという話になりました。

毎年そうなのですが、蟹のシーズンは11月~翌年の
3月までと決められています。

日本海で獲れるずわい蟹は絶品で魅力的ですが、

厳冬の季節に高速を飛ばして福井越前や山陰まで
蟹を食しに行くのに二の脚を踏んでいました。

もしかして雪がたくさん降ったらどうしよう。

そんな中、車が渋滞して立往生して
しまったら怖いし・・・。

と思ったりするのです。

しかし、そんな思いを薄れさすほど、
この冬は暖かいのです。

12月だというのに時々びっくりするほど
暖かい日があります。

私の住む地方はもちろんですが

寒さの厳しい地方でも雪が降ってないようなのです。

今年なら行けるかも?

そんな気持ちにさせてくれる今日この頃です。

そんな時、うちの相方がネットで見つけました。

京丹後市「ちいさな白い花」というオーベルジュホテルの
宿泊プランです。

ネット予約で一泊朝夕食付きで16500円ほどのお値段。

夕食は2.5杯分の蟹を使った「蟹の和食フルコース」

朝食は和食・洋食から選べるシステムのようです。

なんかリーズナブルでおいしそうです。

こうなったら予約するしかありませんよね。

雪が降らないことをお願いしながら2月の末日に予約を入れました。

さておいしい蟹がたくさんたべられるかな?

楽しみです。

京丹後のブランド蟹は「間人がに」と呼ばれるずわい蟹です。

ずわい蟹は獲れる場所でいろんな呼ばれ方がされます。

福井では越前蟹、京丹後より西では松葉蟹。

また水揚げされる港によっても、
「間人蟹」・「香住蟹」などという
ブランド名がついています。

福井で獲れる越前蟹はあまりにも有名で
、庶民にはなかなか手がでないお値段と
なっていますが、

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京丹後の松葉蟹もたぶんお高いのでしょうね?

ブランド蟹とまではいかなくても、地元産の蟹が
食べられたらうれしいんですよね。

さて、2月も終わりの金曜日、蟹料理食べたさに
厳寒の丹後地方に出掛けねばと

決死の覚悟を決めてたのですが
今日も地元は穏やかな良いお天気です。

このぶんだと道中の雪の心配はなさそうです。

ラッキーです。

楽しいドライブができそう。

北陸自動車道→舞鶴若狭自動車道→京都縦貫自動車道

→R482→R178→「小さな白い花」

全行程250Km 3時間30分ほどでしょうか。

このルートができてから随分と東海地方と
山陰の距離が短縮したものです。

昔の話ですが、

当地から車で山陰方面に出かけることは大変で、
電車を乗り継いで京都経由で出掛けたものです。

京都まで新幹線、そこから福知山線に乗り換えて
4時間も5時間もかけて城崎温泉に行った記憶があります。

今では便利になりました。

近くのカフェでモーニングを済ませ出発することにします。

車は米原JCTから北陸道に入りましたが交通量が
ことのほか少ないです。

平日ということもあるのでしょうか?

いやいやもっと深刻な理由が世の中に蔓延しているのです。

「新型コロナウイルス」という感染症がじわじわと
日本にも広がり始めて、不要不急の外出について
自粛ムードが漂っているのです。

京丹後は近年中国からの観光客の恩恵をうけてきましたが、
最近はその疫病のおかげで激減しているんだとか。

私も四半世紀以上も生きてきましたが、こんなに身近に
感染の危機を感じるウイルスは初めてです。

先の不安を抱えながら最善の注意をはらって、
今回の旅を送ろうとおもっています。

そんなことを思いながら舞鶴若狭自動車道に入ると
ますます車は少なくなり寂しい限りです。

そんな中にもこの道がいかに冬季厳しい環境にさらされる
道かを感じることができます。

道中には融雪剤がいたるところに置いてありますし
除雪用の小型ブルドーザーも要所要所に配備されています。

ここから山陰にかけては、例年日本海から吹き付ける
風と雪が立ちはだかる豪雪地帯です。

おまけに対面一車線通行の場所が多く、
こんなところでもし立往生しようものなら・・・。

今日が穏やかな日であったことに感謝です。

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