遅い昼食をレストランで済ませ

そろそろ帰路に着くことにします。

今日のもう一つの目的地「奥飛騨クマ牧場」へは

新穂高ロープウェーの駐車場から30分ほどで着きます。

日帰りコースにはちょうどいい寄り道です。

ここの牧場は、

いくつかのブースに分かれていますがそこにいるのは、
大小さまざまなツキノワグマです。

ただひたすら
ツキノワグマが飼育されています。

野生の熊は単独行動をしますが、
ここの熊たちは団体行動です。

人に有り余るエサがいただける環境では縄張り意識も
野性味も少し削がれているのかもしれません。

かわいいような哀しいような
複雑な心境になりますね。

ただ１頭登別クマ牧場からやってきたヒグマが
ひとりぼっちで寂しくみえるのに、
かえって違和感をかんじます。

熊も本来と違った環境に適応して生きていくのは
たいへんなことなんだなと思ったりします。

かわいくもたくましく生きている熊たちを見た後、
私達も本来の棲みかに帰ることにします。