古式日本刀鍛錬の実演 | 我が家流 刀剣乱舞 2
第一回目の実演時間は午前10時より始まります。
関市まではゆっくり行っても1時間ほど「関鍛冶伝承館」には9時30分くらいに
到着しました。
臨時駐車場も用意されており何人か向かう人の姿もあります。
少し早いかなとも思いましたが、「古式日本刀鍛錬」の実演が見られる
日本刀鍛錬場に行くともうすでにかなりの人が席を確保しており我が家の
御一行も何とか席を見つけ開演を待ちます。
待つことしばし、準備も整い儀式は始まりました。
鞴座で火をおこし、鎚で鋼を打つ音、何人もで真っ赤に焼けた鉄を何度も
打ち折り曲げながら強固な鋼にしていきます。
火の粉や飛び散る火花に塗れながらの作業です。
こうして日本刀の元って作られるんですね。
華やかさもなく地道な作業研ぎ澄まされた職人芸が感じられるそんな空間でした。
30分余りの実演のあと今度は場所を1階展示場に場所を変えて
「外装技能士実演」を見学
白銀師 刀剣小道具の下地作り及び鞘と柄がピッタリくるように刀身と柄をつなぐために重要な
はばきの制作をする
鞘 師 厚手の朴の木を二つに割り両内面に峰、鎬(しのぎ)の形を彫り込んで鞘を作る。刀身を
おさめてみて鞘鳴りのおさまるまで調整して完成とする。
柄巻師 柄を鮫皮で包み正絹の組紐で菱に巻く作業
(この柄巻師さんはイケメン外国人のアレックスさんという方でした)
研 師 焼きを入れた調刀を本研ぎする専門職 20丁余りの砥石を使い50工程もの作業に
及ぶ。刀身の両端を布で巻き、刀匠の特徴を引き出し研ぎ上げる。
(伝承館のパンフレットを参照にさせていただきました)
どれも熟練した技術が求められる職人技であることが素人目にもよくわかりました。
何より珍しい作業を間近で見られる良い機会でした。
来て良かった~