和歌山 アドベンチャーワールドでパンダ三昧 4
ホテルを出てやってきたのは「アドベンチャーワールド」。
今日も楽しく遊びま~す。
今日は「アニマルファン」というアトラクションに参加します。
50歳以上の人限定の企画でパンダのバックヤード・
草食動物へのえさやり体験・専用車両で回るサファリツアーと
いった内容です。
申し込み期間中に電話で申し込むと
先着順に受付けてもらえます。
一人4000円(高い!)ですが、めったに来られないし、
めったに体験できないので私の独断で思い切って参加する
ことにしました。
主人と私の二名です。
子供達はその間、自由行動とすることにしました。
11時50分の集合時間にはまだ充分時間があるので昨日廻れなかった
ふれあいエリアや鳥たちの楽園を見に行きます。
一晩よく眠った動物たちはどれも愛想がよく元気な姿をみせてくれます。
昨日は全然愛想が悪かった犬たちも自ら寄ってきて
お腹をだしてさわらせてくれますし、
ペリカンやフラミンゴもおやつをおいしそうについばみます。
観光客の人たちも朝いち番からふれあいで遊んでいる人は
ほとんどいません。
ふれあいエリアは空いています。
ゆっくり回っているとスマホに電話が・・。
しまった!!
ツアーの受付時間を間違えてました。
係りの人からの電話です。
エントランスに行かないで直接パンダラブに来てくださいとの事
。・・恐縮です・・。
パンダラブで待っているとまもなくツアー一行が到着。
今日は私達を入れて7名のようです。
ガイドさんの案内でさっそくパンダのバックヤードへ向かいます。
そこで私達を待っていたのは「海浜」牡6歳のパンダです。
靴の消毒をし中に入りさっそく解説を聞きます。
至近距離でみる「海浜」は黙々と笹を食べています。
仕草がかわいいです。
棒の先についたくだもののおやつをさしだすと
おいしそうに食べてくれます。
ガラス越しに一緒に記念撮影もしてくれるサービスぶり。
「海浜」「陽浜」「優浜」の三頭は今年6月5日中国成都の
ジャイアントパンダ繁育研究基地へと旅立ちます。
これまで向こうに渡ったパンダたちも10頭の子供をもうけているそうです。
「海浜」たちも中国で子孫を残すことを期待されています。
中国にいってしまう「海浜」の姿を間近にみることができ、
一緒に記念写真をとることができて貴重な体験ができました。
「アドベンチャーワールド」に残るパンダは「永明」「良浜」
「桃浜」「桜浜」「結浜」の5頭になってしまいますが
今年25歳(人間でいえば70歳くらいらしい)になる
お父さんパンダ「永明」もまだまだ元気、
さらにファミリーは繁栄していくことでしょう。
(そうあってほしいです)
◎パンダについて思うこと
パンダを見ていてよく絶滅を免れて生き延びてこれたなあと思います。
繁殖も危ういし、自然界ではせっかく生まれた双子も片方しか
育てることができず。
一つのことに集中すると他のことを忘れてしまうけっして
高いといえない知能。
ほとんどの時間を食べることと寝ることに費やさねばならない
栄養価の低い竹を主食としていること。
どれをとっても生きることに不器用な危うさを感じずにはいられません。
生息地が天敵のいない寒い山間地であったことがなんとか
命を繋ぐ条件であったようにも思います。
パンダという生き物がこれからも繁栄していくためには人間の力も
必要なのかもしれないと思ったツアーでした。
パンダラブを後にしてツアー一行は草食動物エリアを回ります。
今年生まれたチャップマンシマウマやゴールデンターキン
のかわいい赤ちゃんを見て回り白サイのエリアにきました。
サイへのえさやり体験です。サイたちの口に草を固めたキューブ
を放り込みます。間近で見る巨大なサイはすごい迫力です。
でもお口を開けてエサを催促する姿はすごくかわいいです。
あ~楽しかった!
子供たちと合流し、食事を済ませると時間は1時半。
最後になってしまいましたが、園内を歩いてまわる
「ウオーキングサファリ」に出かけることにします。
所要時間は50分あまり。
えさやりバケツ(500円)を買ってエリアに入ります。
「ウオーキングサファリ」は無料ですし、動物たちを
ゆっくり間近に見ることができお奨めです。
楽しかった「アドベンチャーワールド」もそろそろお別れの時間です。
あ!そうそうもう一度「結浜」に会っていこ。
ブリーディングセンターの「結浜」は相変わらず母「良浜」が見守る中
愛くるしい姿で遊んでいました。
「さようなら結浜 また来るね」と声をかけ
「アドベンチャーワールド」を後にするのでした。
◎アドベンチャーワールド
和歌山県西牟婁郡白浜町堅田
0570-06-4481(ナビダイヤル)