高山の臥龍桜 満開の桜に感激

   2015/05/10

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薄墨桜はのんびり午後に出発して失敗したので今回は10時到着の予定で朝7時に

出発することに。
眠い目をこすりながら車で出発です。早くつかないと駐車場が心配なのです。
本当は高山駅より電車でとも思ったのですがJR高山本線の飛騨一ノ宮という
ローカル駅に止まる電車は午前10時台のあとは午後3時台までありません。

今時の公共交通機関は超不便です。

東海北陸自動車道を高山方面に行くこと1時間半あまりひるがのPAで朝食がてら
休憩です。

焼きたてパンとスープをいただきました。
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まだ暖かかったチーズパンめちゃおいしかったです。
シナモンロールもなかなかいけるやん。

外にでてみると大日岳が眼前に。
今日は晴天、遠く北アルプスも霞ながらではありますが見えます。
思わず長居をしてしまいましたが、目的地に出発です。
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時間は9時半 ちょっとヤバいか?

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(どこか取材にでも行くのかな?)

中部縦貫道高山インターで降り国道41号に入り高山の町から少し戻ったところ、
JR飛騨一ノ宮駅のすぐ隣にその大樹はありました。

時間は午前10時半を少し回ったところ。
まあまあいい時間です。

駐車場は? 

並んでないぞ。側を流れる宮川の河川敷の駐車場も空いてるみたいだし、係りの
おじさんはもっと近場に行くように合図くれてる。
結局駅近くの駐車場にはいれる幸運。

ここからはなんと駅のホームを渡って行くのです。
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この時期そんな特別な配慮がなされているのです。
ホームを渡る歩道橋から見た臥龍桜は見事に満開の花を咲かせていました。

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公園に入り間近で見る桜は更に圧巻です。
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正面と言われる方向から見るとなんとも大きいのです。
少し駅側から見ると龍が顔を伏せたようにもみえます。
後ろの山の斜面の緑で桜のピンクが際立ちます。

薄墨桜を思わせるような太く立派な幹。
1000年を超える老桜と思えないような見事な花付けです。

二本に見える幹はもともと一本の木で重さで垂れ下がった枝が地面に付き、
そこから根付き成長したものだそうです。

伊勢湾台風の時、龍の胴体に見える大きな枝が折れたりして今では二本の桜に見えます。
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公園内にある観光案内所には当時の枝ぶりの写真があります。
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そうこうしていると隣の駅から列車の到着を告げる音楽が・・。

桜とローカル列車、絵になるなあと思いカメラを構える。ちょうど小高い
境内から見るロケーションはバッチリです。

静かに列車が入って来ました。

すると隣でカメラを構えてた撮り鉄くんと思われる青年がヤッタ~と声を
上げガッツポーズ。
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思わず笑って顔を見ると「この車両は滅多に見られんのですよ もう一台しか
残ってなくてそれももうすぐ廃用になるんですよ。」と言って興奮冷めやらぬ様子。

たまたま撮った列車が意外にレア物だったようです。

他にも特急ワイドビュー飛騨などが通過していきます。
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しかも特急なのに速度を落として行き過ぎますJRの粋な計らい、
きっと車内アナウンスで臥龍桜の紹介でもしているのでしょう。

ひなびた駅のつかの間の賑わいを臥龍桜は演出しているのです。

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