桜満開 岡崎公園に行ってみた

 

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今年も桜の季節がきました。

温かい日が続き例年よりかなり早く見頃がきそうです。

我が家の庭の梅の木もまだつい最近咲いたばかりですが、

この地方の桜開花宣言が3月20日満開は3月31日ですし、
例年なら一週間ほど先になる根尾の薄墨桜の満開も4月3日が満開とのこと。

今年はどこの桜を見ましょうか。

一年のうちいつも迷う一週間です。

やっぱり根尾の薄墨桜、ライトアップされた夜桜見てみたいですね。

しかしあいにく雨で断念です。

新聞で満開の写真が載ったその週末は、知人が朝9時に到着したそうですが、
すでに駐車場に入る車で渋滞していたそうです。

薄墨桜の知名度ははんぱないですね。

そこで今年の花見はお隣リ愛知県は岡崎市、岡崎公園の桜を
見物することにします。

「日本さくら名所100選」にも選ばれ岡崎城跡を公園として整備し、
一帯800本のソメイヨシノが咲き誇る、岡崎市民憩の場所です。
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今日は4月2日ちょうどさくら祭りもはじまったところです。

きっと見事な桜が見れるでしょう。

名鉄電車で東岡崎駅で降り、15分ほど歩き、市街地をぬけ乙川の堤にでると
そこはもう満開の桜です。
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堤防沿いに桜のトンネルができています。
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対岸には岡崎城の天守も見えます。橋を渡り対岸の堤にでるとさらに
人出が増えてきます。

上を向いて桜を眺めていると人とぶつかりそうなほどごったがえしています。

乙川の河川敷きにはたくさんの屋台が並んでいます。

花見をしながらなにがしかつまむのもまた風情があるものですよね。

屋台の品定めは帰りの楽しみとして岡崎城に向かいましょう。
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岡崎城内もたくさんの人で賑わっています。

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お城の中は桜というよりも新緑がきれいです。
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まだ開花前ですが「五万石藤」と呼ばれる藤棚も五月初めには
見頃になるとのことです。

お城の中・家康館を見学したら、時間ははや1時になろうとしています。

まだお昼ご飯を食べてません。

岡崎公園近くの岡崎グランドホテルのスカイレストランで優雅に
ランチ(ここから見る桜と岡崎城は絶景ポイントなのですが・・・)

と思ったらすでに満席。

予約でなければ入れません。

見込みが甘かった。

残念ですがあきらめるよりなさそうです。

こうして腹ペコ夫婦は、昼食抜きで次の目的地に向かうのでありました。
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◆ 岡崎城と徳川家康
15世紀前半に明大寺の地に西郷頼嗣により築城されたのが
岡崎城のはじまりである。

享禄4年(1531)に家康の祖父である松平清康によって現在の地に移され
岡崎城と称された。
 
天文11年(1542)12月26日徳川家康が岡崎城内で誕生。

少年期は織田信秀(信長の父)、今川義元の人質となり他国で
過ごすことになるが桶狭間の合戦で今川義元が戦死したのをきっかけに、
自立した。

19歳のことである。以来ここ岡崎城を拠点に天下統一という
野望の基礎をかためた。

家康が本拠を遠江浜松(静岡県浜松市)に移してからは城主がいろいろ
変わったが、

嫡男 信康 → 重臣 石川数正 → 本多重次 → 豊臣秀吉の家臣 田中吉政
 
家康が江戸に幕府を開いてからは譜代大名にここを守らせた。

江戸時代、岡崎城は「神君出生の城」として神聖視され、
石高は約五万石と少ないながらも譜代大名達は岡崎城の城主となることを
誇りにしたという。

本多氏(康重系統)・水野氏・松平(松井)氏・本多氏(忠勝系統)と
いずれも家格の高い譜代大名達である。

明治維新を迎え世の中の情勢が変わり城郭の大部分は壊され堀と石垣を
残すのみであったが昭和34年ほぼ昔どおりの外観の天守閣が再建された。

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