北海道馬産地見学ガイドツアー2017によせて

   2017/10/22

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シンザン その蹄の音が最初に聞こえてきたのは
いつだったんだろうか?

北海道の小さな牧場でシンザンが生まれたのは
1961年(昭和36年)のことである。

そして戦後初めての三冠馬となり華々しい活躍を始めた
4歳時は1964年(昭和39年)ということになる。

外で遊ぶよりも、テレビっ子だった私の前に
その雄姿を現したのは、生のレースであったのか、

アーカイブであったのか、今はよく覚えていない。が

その圧巻の走りにすっかり魅せられてしまったのである。

わたしはそのときシンザンのみならず

サラブレッドという走るために生まれてきた生き物の
すっかり虜になったようなのである。

命ある生き物であるがゆえに時代のスターホースは
次々と現れては消えるのであるが、

どのスターホースもその力強くも美しい姿は
あせることなく、誇り高い気品さえ感じるのである。

北の大地にはそんな命が生きずいているのだと思うと
そこに暮らす人達に羨望さえ感じたものです。

いつかはそんなとこに行ってみたい。

目の当たりにしてみたいという思いがずっと心の中に
あったような気がします。

いつしか月日が流れ、日々の暮らしに追われ今日まで
来てしまっていたのですけど、

そんな大人になった私の心をざわつかせる
馬たちが再び現れ始めたのです。

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それはディープだったりオルフェだったりゴルシといった
今を時めくスターホース達でした。

今こそ行きたい。

この目で名馬たちを見てみたい。

そんな機会を待ち望んでいました。

そんなときあるウェブサイトで見つけたのです。

「北海道馬産地見学ガイドツアー」

毎年秋に一回だけ募集されている名馬にあえる
とても貴重なツアーです。

参加人数は40人限定で、毎年応募者数は何百人単位です。

諦めることなく応募し続けること4回目の今年ついに当選。

永年の夢が叶うこととなりました。

観光牧場でない実際のサラブレッド
生産牧場を訪れることができ、

普段は一般見学不可の種牡馬や功労馬そして
さらに見ることが困難な繁殖牝馬やその当歳馬、

もうすぐ育成が始められる一歳馬などなど
ほんとわくわくしてきます。

延べ100頭を超える名馬たちが
北の大地でまってくれています。

今回のノブ散歩&サラブレッドフリークは
「北海道馬産地ガイドツアー2017秋」の

模様を詳細にレポートします。

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