常滑の町を歩いてみよう! 常滑焼き物の散歩道
夏も盛りになりました。
知多に行ってみたいと思い立ち急遽行くことにします。
別にどこか場所を決めたわけではないのですが、気の向くままというところです。
ただしせっかく海チカの場所だしお昼ご飯は海鮮。
これは外せません。
知多は私の住む町からちょうど良いドライブコースです。
一宮から名古屋高速→知多半島道路→南知多道路に入れば、二時間もかかりません。
日曜の朝、まずは通りがかりの喫茶店で朝食がわりのモーニング。
変わった喫茶店でした。
喫茶店なのですが長良川の天然あゆ料理をランチで提供しているのです。
それに朝からなんだか忙しそうに準備をしています。
なんでも今日は農業祭なるものにあゆ料理を出店するのだそうです。
あゆ漁もやってみえるようでその道具が置かれ、漁師仲間などたくさんの
方がその準備に余念がありません。
コーヒーかあゆかどっちがメインなんだ?
完全にあゆでしょう。
これは。
店を出るとき奥さんらしい人が言ってました。
「もう少ししたら水槽にあゆを離すので、一度食べに来て
ください。お値打ちでおいしいですよ。」
なんだか本当に食べにきてみたくなりました。
不思議な喫茶店をあとにして高速に入ることにしましょう。
時間は9時を少し回っています。
渋滞もなく南知多インターを降りて国道247号を豊浜方面に向かう途中に
魚○○の看板が見えてきました
前に海鮮の土産を買いに寄ったことがあります。
ここの海鮮レストランで昼食をとることにします。
あいにく海鮮市場や旨いもの屋台のエリアは改装中とのことで
テントでの仮設営業中。せっかく来たのにと思いきや幸運にも
レストランはやっています。
新鮮な海鮮を期待し、奮発
して○○ご膳2800円をチョイス。
しかし海老フライはかたく、貝焼きも温かいのですがいまいち
焼きたて感がありません。
すこしがっかり。
今時海のない県でももう少し旨い海鮮を食べさせるところはあります。
まあ、観光施設によくあるレストランの域をでませんでしたね。
残念!!
食事を終えて干物や海藻などのお土産を買いましたが、まだ12時。
少し早めに出かけすぎてしまったかな。
早いけどそろそろ帰るか!っと美浜インターまで戻ってきました。
このインターの近くには「えびせんべいの里」があります。
えびせんべいの製造工場の一部に工場見学と販売コーナーがあります。
さすが製造工場だけあっていろんな種類のえびせんべいがあり試食を
させてくれます。
おまけに無料のコーヒー・お茶がいただけます。
このへんを訪れた方はたいてい立ち寄られるスポットであります。
えびせんべいの里
愛知県知多郡美浜町北方字吉田流52-1
0569-82-0248
8:00~17:00 年中無休
体験コーナーもありちょっと立ち寄るには面白いところですよ!
ここから帰路につくのもいいですがまだ1時です。
知多半島の観光名所ってどこかあるかな?
南知多ビーチランド・中部国際空港セントレア・コストコ空港倉庫店・
めんたいパークなどいろいろありますが
常滑って町どうなんだろう?
焼き物の町って書いてあるけど。
焼き物の散歩道?なんかおもしろそう。
ここから近そうだし。
よし、行ってみよう!
知多半島を横断するように美浜インターから国道247号を経て
常滑の町に入ります。
駐車場で車を降りて歩き始めた私たちは、暑さの盛りに少し怯みます。
ジュースでのどを潤しますが、すぐに汗になってしまいます。
気を取り直して焼き物の散歩道を進みます。
近道の光明寺の石段を登り土管坂を歩き高台に出ます。
どこかの民家だったところが休憩所になっています。
暑さの中にも海から吹き上げるさわやかな風が心地よいです。
眼下に常滑の町が一望できます。
迷路のような小道を上り下りしてめぐる光景は昭和の匂いがし、
郷愁を誘います。
随所に焼き物の工房が何気に店を開けています。
常滑焼きの風鈴の音、招き猫、オブジェなどなど見ながら散策するのは
楽しいものです。
いまでもこの常滑には焼き物の文化が息付いていました。
近代的な国際空港や大規模ショッピングモールの存在と昔からの常滑の町の風景。
ある意味興味深い町でありました。
今回は散歩道の一部しか廻りませんでしたが、涼しくなったらもう一度
ゆっくり歩いてみたい町です。
CHITA CAT構想
C 中部国際空港 Centrair
A イオンモール常滑 Aeon mall
T 常滑市 Tokoname
440万人が利用する中部国際空港とイオンモールを無料シャトルバスでむすび
イオンモールの集客力をあげる。
イオンモールには外国語(中国語・韓国語)の話せるアテンダーを置き
外国人観光客のニーズに答える。
さらに常滑の地域産業である常滑焼きをPRし、焼き物の散歩道などの
環境を整備し常滑の町にも観光客を呼び込み
地域全体の活性化をはかるものである。
各施設・町を巻き込んだまさに招き猫構想である。