頑張れ!ブチコ 2
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シラユキヒメは未勝利で繁殖に上がったのですが彼女の子供たちは
そこそこの成績を残しています。
誘導馬になった馬もいますが関東オークス(地方交流レースGⅡ)を勝ち、
ダートの重賞を3勝したユキちゃん(牝馬)をはじめに、白毛馬として
JRA史上初の新馬戦勝ち馬になったマシュマロ(牝馬)、ダート戦で2勝以上の
勝ち鞍をあげたホワイトベッセルなどです。
ブチコのダート戦の勝ち方をみていると
更なる上積みが期待できる気がしますし、軽い足さばきは芝でも好走できる
という見方もあります。
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父がキンカメですし兄姉たちも優秀であるという良血のブチコ、
今まで白毛で大成したサラブレッドの牝系はまだありませんが母から続く
白毛の新しい牝系を広げるためにも、牝馬のクラッシックの一つも取る勢いで
ぜひ頑張ってほしいものです。
もうひとつ、母シラユキヒメは血統上アルマームードの4×5(9.38%)の
インブリードを持った馬です。
アルマームードと言えば1947年~1971年にかけてアメリカに生存した
名繁殖牝馬でノーザンダンサーやヘイローという歴史的種牡馬の祖母に
当たる馬です。
偉大な牝馬の血を色濃く持つ馬の系統からは時として名馬が出る傾向が
あるといいますし、
ブチコは名馬ノーザンダンサーのインブリード(4×5×5 12.5%)を持っています。
競争成績もさる事ながら、無事繁殖に上がった暁には優秀な産駒を
多く出しシラユキヒメから続く白毛のファミリーラインを確立して
欲しいものです。