ステイゴールド 2
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ステイゴールドは生涯50戦しましたが
なかなか勝ちきれず、
善戦する彼の前には
いつも立ちふさがるライバルがいました。
いつしかシルバーコレクターとなった彼でしたが
不思議とそんな彼にファンがつき、増えていきます。
430キロ台の牝馬ほどの小さな馬体に溢れる
激しい闘志をみなぎらせて走るその姿に共感を覚え、
あともう少しの歯がゆさが彼を応援させるのでしょうか。
こうして通算38戦目である目黒記念(G2)で
勝利するまで実に2年8ヶ月を要したのでした。
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陣営念願の重賞初制覇、
サンデーサイレンス産駒100勝の
メモリアルレースとなったこのレースは
土曜日開催のG2しかも雨模様の中行われた
にもかかわらず
競馬場にはG1並みの拍手と歓声が沸き起こり、
このレースが中継されていた中京競馬場
にも同様な拍手が起こり、
池江調教師、山元厩務員、武騎手ともども驚きと感動を
覚えたと述懐しています。
愛すべきキャラクターを持った小さな猛馬ステイゴールドで
あったのです。