トウメイ 炎の名牝 その2

   2014/10/31

スポンサーリンク

たいして期待もされず8月三歳のトウメイは
札幌で新馬戦をむかえます。

そのレースを2着
次のレースを1着と順当に勝ち進むと
彼女に対する周りの評価は一変し

担当厩務員も付き、11月から12月にかけて
三連勝を記録すると関西三歳牝馬のナンバーワンと
評されるに至ったのでした。

開けて四歳の桜花賞を迎えヒデコトブキの2着オークスでは
シャダイターキンの3着と惜しい星を落としますが
その後も堅実なレースで勝ち星を重ねていった彼女に

またしても不運がかさなります。

スポンサーリンク

彼女を管理していた清水調教師が死去しほかの
厩舎に移されることになったのです。

佐藤厩舎を経て坂田厩舎に移ったトウメイは
坂田調教師のもと 明けて五歳 3月のオープン戦
4月のマイラーズカップを連勝し

5月の阪急杯で2着に敗れた後、脚部不安を発症し、
長期の休養を余儀なくされます。

ここまでの成績(9722)は全く立派なもので
普通なら牝馬でもありますし引退してもおかしくありませんし、
安馬の彼女は充分働いたといえます。

しかし

周囲はそれを選ばず彼女もまた更なる
トウメイ物語を造り上げる道を進むのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket