ハープスター ターフに煌く天才少女

   2014/10/26

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オークスで惜しくも2着に敗れたハープスター

絶対の一番人気に支持され桜花賞の
圧倒的な勝ち方から誰もが真っ先に
彼女がゴールを駆け抜けると思われていました。

しかし上がりの一番時計をたたきだし
大外から猛烈な追い込みを見せたにも関わらず
ヌーヴォレコルトに首差及びませんでした。

敗因が取り沙汰されましたが
左前脚の蹄鉄が落ちかけていた事が判明し
直接の敗因かどうかはわかりませんが
少なくとも一因になったことは確かなのではないでしょうか。

なぜなら

靴が脱げそうなのに全力で走れるはずもありませんから。

夏を無事に過ごし秋にはぜひフランスで行われる
凱旋門賞に挑戦してもらいたいものです。

ハープスターの血統表に、ある名牝の名前があります。

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彼女の母方の祖母にあたるベガです。

ベガは桜花賞・オークスの牝馬二冠を制し繁殖に入ったあとも
競争馬となった子供たちはすべてオープンクラスで活躍しました。

なかでもアドマイヤベガはダービー馬となり
母子二代のクラッシックホースとなりました。

ベガの仔馬のなかで唯一未出走で唯一牝馬であったのが
ハープスターの母であるヒストリックスターです。

性格が温厚だったベガに比べ
ヒストリックスターは気性が激しくハープスターの
姉にあたる仔馬に噛み付きケガを負わせ
結局その牝馬は競争馬となることが出来ませんでした。

そんなこともあってハープスターは産まれてすぐ
母親からはなされ乳馬に託されたそうです。

産みの親の愛情を受けることはありませんでしたが、
穏やかな乳馬に育てられ彼女は穏やかでおおらかな
性格に育ったそうです。

ハープスターの名前の由来はベガの別称(琴座α星)です。

ベガの再来いやそれを超越する存在になる
ことを願ってやみません。

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